モーツァルト:夜の女王のアリア、歌劇「魔笛」より
ー今週は、サビーヌ・ドゥヴィエルにフォーカス。
ー激しい復讐心の炸裂!!
 夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」( Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen)は、モーツァルトの歌劇『魔笛』第2幕で
夜の女王(ソプラノ)によって歌われるアリア。コロラトゥーラによる超絶技巧が駆使される。
 夜の女王が娘パミーナにナイフを渡して、宿敵ザラストロを殺害するように命じる場面で歌われる。歌詞の内容も、パミーナがザラストロの殺害を断わるようなら、もはや娘ではないと宣言するほどの、復讐心の苛烈さを歌ったもの。
ニ短調で書かれ、フルート、オーボエ、ファゴット、ホルン、トランペット、ティンパニそして弦楽合奏で伴奏される。
 ソプラノはサビーヌ・ドゥヴィエル。