ドリーブ:鐘の歌、歌劇「ラクメ」より
ー今週は、サビーヌ・ドゥヴィエルにフォーカス。
 これは、近代フランスオペラ作曲家ドリーブの作品「ラクメ」からの有名なアリア。色々な名前で呼ばれていて、ベルソング、日本語で「鐘の歌」、「若いインドの娘はどこに」。19世紀ヨーロッパ、空前の東洋ブームが起こった。対象になった国はインド、中国、そして日本。中国の場合は「トゥーランドット」日本の場合は、「蝶々夫人」そしてインドの場合が、このドリーブの「ラクメ」。
ベルソングは東洋的神秘性が感じられ、ヨーロッパでは大変な人気を保っている。 最後のハイトーンが特徴、難曲のうちの一つで、古くはマリアカラスなどによって歌われてきたが、ここでは新鋭サビーヌ・ドゥヴィエルが歌っている。バックは、ロト指揮レ・シエクル。