ヴィヴァルディ:「四季」より「冬」
ークララ・ジュミ・カンのヴァイオリン
正確には1725年に作曲された「和声と創意への試み」作品8協奏曲第4番ヘ短調RV.297「冬」(L’Inverno)
第1楽章 アレグロ・ノン・モルト
寒さの中で身震いしている。足の冷たさを振り解くために歩き回る。辛さから歯が鳴る。ソロヴァイオリンの重音で歯のガチガチを表現している。
第2楽章 ラルゴ
外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。
第3楽章 アレグロ
私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。ソロヴァイオリンは弓を長く使ってこの旋律を弾き、ゆっくりと静かな旋律に続く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。そんな冬であるが、もうすぐ楽しい春がやってくる。
演奏は、クララ・ジュミ・カンのヴァイオリン、ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団。ドイツ的な響きの厳しめなヴィヴァルディ。