ヴィヴァルディ:冬、「四季」より
ー今週のテーマは雪。
ー今日はヴィヴァルディの「冬」をセンスあるポストモダンな編曲で。
「四季」とは、『和声と創意への試み』 作品8(1725年に出版された12曲のヴァイオリン協奏曲集)のうち、 第1から第4曲の「春」・「夏」・「秋」・「冬」のために便宜上与えられたタイトル。ヴィヴァルディ自身はこれら4曲に「四季」という題名を与えていない。
協奏曲第4番ヘ短調RV.297「冬」(L’Inverno)
第1楽章 アレグロ・ノン・モルト Allegro non molto
寒さの中で身震いしている。足の冷たさを振り解くために歩き回る。辛さから歯が鳴る。ヴァイオリンの重音が歯のガチガチを表現している。
第2楽章 ラルゴ Largo
外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。
第3楽章 アレグロ Allegro
私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。ソロヴァイオリンは弓を長く使ってこの旋律を弾き、ゆっくりと静かな旋律に続く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。そんな冬だが、もうすぐ楽しい春がやってくる。

 演奏は、フランスの女性指揮者ロランス・エキルベイと彼女が率いるヴォーカル・アンサンブル「アクサンチュス」。曲のトランスクリプションは、Franck Krawczyk。