プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品19
ー今週のテーマは、ラフマニノフとプロコフィエフ。
ープロコフィエフにしては意外にも人間的で、詩情や諧謔や憧れなどが連なり、論理的ではなくて情緒的。
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番は、ロシア革命前後の1916年から1917年にかけて作曲された。1923年10月18日パリ・オペラ座での初演は成功しなかったものの、今日ではプロコフィエフの協奏的作品の中で最も愛好される作品の一つになっている。ストラヴィンスキーは概してプロコフィエフの作品に好意的でなかったが、この作品については褒めた。シマノフスキとアルトゥール・ルービンシュタインはこの作品の上演に接した後、感極まって楽屋に作曲者を訪ねたという。
第1楽章 アンダンティーノ(ニ長調) 瞑想的で叙情的。
第2楽章 スケルツォ、ヴィヴァーチッシモ(イ短調)一転して諧謔的なスケルツォが展開される。極めて生き生きと。
第3楽章 モデラート – アンダンテ(ニ長調)独特の美しさが味わえる。
演奏は、ヴァイオリンがヒラリー・ハーン、ミゲル・ゴメス=マルティネス指揮
RTVE交響楽団(スペイン・マドリード)。ヒラリー・ハーンはこの曲について「印象派的なところもあれば、ロックのようなところもある」と語っている。