ヘンデル:合奏協奏曲 ニ長調 Op. 6, No. 5, HWV 323
ー今週のテーマは合奏協奏曲から協奏交響曲へ。
ー今日はヘンデルの見事なコンチェルト・グロッソ!

ヘンデルにはOp.3とOp.6の二つの合奏協奏曲集があるが、Op.6はバロックの合奏音楽の1つの頂点で、1739年の9月29日から一ヶ月足らずの間に作曲され、『12曲のグランド・コンチェルト』のタイトルで翌年4月にロンドンで出版された。
当時、ヘンデルは54歳で、ちょうどオラトリオの創作に力を注ぎ始めた頃にあたる。
Op.6は、コレルリの影響を思わせるスタイルで、楽章も4~6楽章と多く、楽器の組み合わせも様々だが、独奏楽器群は二つのヴァイオリンと通奏低音楽器の組み合わせという、標準的なものが多い。
様式的にはコレルリのスタイルだが、シンフォニックな豊かな響きや強弱の鋭い対比、音楽の劇的な転換、即興的な自由さなど、ヘンデルならではの斬新さがある。
ヘンデルだ。全12曲のうち、今回は、典雅な第5番を取り上げる。
以下のように全6楽章からなっている。
第1楽章 Larghetto e staccato
第2楽章 Allegro
第3楽章 Presto
第4楽章 Largo
第5楽章 Allegro
第6楽章 Menuetto (Un poco larghetto)

演奏は、レイモンド・レッパード指揮イギリス室内管弦楽団。