ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品75(B. 150)
ー今週のテーマはドヴォルザークとチェコの作曲家。
「4つのロマンティックな小品」はドヴォルザークが1887年に作曲した、全4曲からなるヴァイオリンとピアノのための小品集。この作品は、ドヴォルザークの「弦楽三重奏のためのミニアチュール(バガテル)」という曲から改作されたもの。
知人のクルイスによって各曲には次のような題名が付けられている。
第1曲「カヴァティーナ」 アレグロ・モデラート 変ロ長調
第2曲「奇想曲」 アレグロ・マエストーソ ニ短調
第3曲「ロマンス」 アレグロ・アパッショナート 変ロ長調
第4曲「悲歌(バラード)」ラルゲット ト短調
中でも第1曲の「カヴァティーナ」は演奏の機会が多い。シンプルだが美しいメロディが聴き手の心を引き付ける魅力を持った曲で、ヴァイオリニスト五嶋龍の演奏で、JR東日本のCMに使われたことで広く知られるようになった。
演奏は、ヴアイオリンがヨセフ・スーク、ピアリがルドルフ・フィルクスニー。ヨセフ・スークは、昨日紹介した作曲家スークの孫にあたる名ヴァイオリニスト。ここでも気品と愛情に満ちた演奏をしている。1992年サントリーホールでの録画。