組織概要 / Organization overview

名称
Organization
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
The Sawakami Opera Foundation
所在地
Address
〒102-0082 東京都千代田区一番町29番地2
29-2 Ichibancho, Chiyoda-ku, Tokyo 102-0082 Japan
代表理事
President
澤上 篤人
Atsuto Sawakami
芸術監督
Artistic Director
吉田 裕史
Hirofumi Yoshida
理事
Director
林 哲治郎、伊藤 邦雄、伊藤 宏一、平山 賢一、柴 洋二郎、萩野 源次郎
Tetsujiro Hayashi, Kunio Ito, Koichi Ito, Kenichi, Hirayama, Yojiro Shiba,
Genjiro Hagino
評議員
Trustee
辻 雅夫、横山 利夫、北川太
Masao Tsuji, Toshio Yokoyama, Futoshi Kitagawa
監事
Auditor
永沢 徹
Toru Nagasawa
設立日
Establishment
2014年8月8日
8 August 2014


代表理事 澤上篤人より

オペラは芸術の華とも、最高の芸術ともいわれ、欧米の社交界では中心的な存在となっています。それもあってか、日本ではオペラというと高尚な貴族趣味で、とかく敷居の高いものとみなされがちです。

もともとオペラは一般大衆の娯楽として、人々の間で広く愛されてきました。人々は、喜びにつけ悲しみにつけ、オペラに慰められ励まされ、共感し、心の糧として親しんできました。ヨーロッパではそういったオペラ文化が根付いていて、社交界の花でもあるが、ごく身近で人生に欠かせない楽しみでもあるのです。
 生活者に身近でかつ芸術性の高いオペラ文化を日本でも広めたい、世界の人々に愛される日本語のオペラを一曲だけでも世界に出したい。そんな思いで、「さわかみオペラ芸術振興一般財団法人」を設立しました。(現在は、公益財団の認可を受け、公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団に)

どうすれば、オペラを身近なものにできるか

世界最高レベルのオペラを日本へ招聘し、全国各地での公演を通して、できるだけ多くの人に本場のオペラを楽しんでもらうのが一番でしょう。それも、誰にでも手が届く価格帯の席を多数用意して、はじめての方々に「オペラってこんなに楽しいものか」を実感してもらうのです。

一般的なコンサートやオペラ公演ではビジネス優先の色合いが強く、広告や宣伝にどれだけ資金を投入するかで、その興行人気が大きく左右されがちです。当オペラ財団では、本物のオペラを人生とオペラを愛する人々に、熱い思いを乗せてお届けしたいと考えます。

そのためには、チケットを直販するに限ります。チケット購入者へは今年のオペラ演目のストーリーや楽しみ方など、ふんだんな情報を事前に提供し、当日の公演に向けて期待の盛り上がりを醸成していくのです。その上で本番を迎えます。

オペラ公演の当日、世界最高レベルの演奏家たちとその日を待ち望んだ聴衆とが、鳥肌が立つような感動で一体となれたら、どれだけすばらしいことでしょう。まさに、オペラなど音楽芸術はその時その場の一期一会のものなのです。

毎年のオペラ公演をていねいに手づくりしていくことで、当オペラ財団の評判は世界へ新鮮味をもって発信されるでしょう。世界の興行界でも商業主義が色濃くなっており、お金が芸術を支配するかの風潮も見えかくれします。そこへ当財団が新風を吹き込むのです。

日本では顧客と一体となったオペラを公演できるという評判で、ボローニャ歌劇団のみならず、海外の名だたるオペラハウスが日本への招聘を求めるようになれば、しめたものです。日本のファンは毎年いながらにして、世界最高レベルのオペラを楽しむことができます。

この流れをつくっていけば、日本にもオペラ文化が裾野広く根付いていってくれるでしょう。その先にこそ、世界で愛される日本語のオペラも生まれてくるはずです。

 なお、海外のオペラハウスでは天井桟敷が用意され、若い学生でもチケットに手が届くようにしています。当財団でも格安のチケットを数多く提供して、若いうちにどんどん世界のレベルで本物の芸術に触れてもらいましょう。

世界に羽ばたくオペラ歌手や演奏家の発掘と養成

当オペラ財団では、若い才能が世界に踊り出せるよう積極支援していきます。大事なのは、機会ときっかけをつくってあげることです。

そのひとつとして年に数回、東京および京都そしてボローニャでも公開オーディションを実施します。優秀者はイタリアでの研修に送り出し、現地でたっぷり鍛えられるよう便宜を図ります。

オペラの本場イタリアでは将来の栄光を夢みる歌手や演奏家たちが、ひしめくようにして出演のチャンスを狙っています。下積みで努力を重ねる芸術家の卵たちの層の厚さは、さすが本場ならではのものがあります。

そういった激烈な競争の中へ飛び込んで行って、実力でのし上がってこそ、世界が認めるところとなるのです。どこまで伸びるかは、本人の意欲と努力次第です。運も自分で引き寄せるぐらいでなければ、世界のひのき舞台に立てません。

オーディションは、当オペラ財団の芸術監督でありボローニャ歌劇場管弦楽団を率いるマエストロ吉田裕史はじめ、オペラの本場イタリアでもトップクラスの演奏家で、審査員資格を有する専門家の方々を招聘した本格的なレベルのものです。ソロ・合唱そして演奏の分野で才能発掘にあたります。

公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団 代表理事 澤上 篤人